スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

like the Makuranososi

うつくしいもの。

引っ越してから電車通学の距離が長くなったから
毎日いろんな人を目にするようになった。
特にそれは街に近づくにつれて様々になってくる。

奇抜な格好をした人や小学生、
(小学生にもいろいろあって、やたらと喋る子や
本を片手にひたすら座席を探す子なんかがいる。
でもみんなそれぞれに幼さがあってかわいらしい。)
道徳や常識のない人、朝から酒臭い人、
ケバイねえちゃんがいると思えば、センスのいい姉さんもいる。
同じように、野暮ったいにいちゃんがいれば、うまく個性をかもし出した兄さんもいる。

それぞれの表情や顔も勿論、
そういう人たちが散らばっているその景色がわたしにはとてもうつくしく見える。

この景色が一分一秒を争うその場限りの景色だなんて惜しすぎて
思わず携帯のシャッターを切りたくなるが、
最近わたしの学校で指名手配中の盗撮犯に間違われるといけないのでそれはできない。

うつくしいもの。

小説の中の
普段なら気にも留めないような一節に涙が出てしまうときがある。

その作者がどれほど自分の知識をひけらかし、
意味不明な文章で自己の世界に陶酔して満足しているとしても、
偶然そのとき、ただその一節が自分の思いや立場と重なるだけで
それはわたしの目から流れる水にたまに塩味をつけたりする。

若いってどうしてこんなにも感じやすいんだろうって自分でも思う。
なんでもないことでも笑ったりするし、すぐに泣く。

大人たちのいうように、こんな自分でいられるのはきっと今だけだろうし
それをどんなに拒んだって変わっていくのが人間だからなぁ。
きっとそれは仕方ないことだろう。

でもだからこそ今、わたしはそういう感受性を大事にしたい。
いっぱい泣いていっぱい笑いたい。

‥そんなふうに思える人の心はやっぱりうつくしいと思う。

スポンサーサイト

each

学校の帰り、人身事故に遭ってしまって
改札を入ったところやホームにわたしの学校の生徒がたくさん溢れてました。

停車してる車内で何十分も待っている間、
ホームに流れる駅員さんのアナウンスが
「‥大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。」
って何度も繰り返すんです。
お客さんたちや隣に座ってる彼が口々に
「うっとうしいなぁ。」とか「早くしてよ。」
なんていう声もしばらく耳に入ってきてました。

‥わたしたちは事故の当事者に会ったことは勿論ないし、
その人の性別さえもわからないし。
わかるのはその人が望んでそこに寝ころんだってことだけで。

みんなの口に出したくなる気持ちも分からないわけではないんだけど
人がひとり亡くなったってことを同時に認識してるあの時間を
みんなはどんな風に思っていたんだろうって思う。

終点について同じ境遇にいた人たちが
いつもと同じように改札へ向かって
いつもと同じようにそれぞれに散っていくのが
ぽっかりとどこかかなしい。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。