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すぐむこう

うみにいったらたくさん泳ごうとおもってた
深くもぐっていようとおもってた

けどうみは汚くて
海藻もたくさんで
なかへ入ってもなにもみえなかった
暗かった

うみがこわかった
わたしはうみで生きるからこんなはずないとおもった
けどこわかった

うみの暗いところの向こう側から、なにかがわたしを呼んでるとおもった
それがいいのんかわるいのんかはわからんかったけど、なにかが呼んでた
手が、おいでおいでしてた

けど、わずかに明るいとこからも、わたしを呼んでた
生きてるものやとおもった

うみにいくとわたしは、浅いとこでずっともぐっている
いろんなさかなとかの生きてるものをみるのがたのしいから
遠くまで泳ぎもするけど、こわい、ひとりでいけない
深くて足元がみえないから

目にみえて生きてるものがいると、安心する


けっきょくぼくはまだそんなとこ


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錆びた釘と格子と生ぬるいのどのうえの骨張った手

ひさしぶりに高野線にのったらだいすきだった駅の名前がわからなくなっていた

むかしぼくはそこへ通いつめていたのに





おとこのひとたちにあいたい

一瞬でもすきだとおもったおとこのひとたちにあいたい

あったら抱き合ってキスしてセックスしよう

顔を歪めずにセックスしよう

きもちい音楽がかかってるとなおいい

暗いなかでしろいベッドみたいなベッドのうえできもちいいとおもいたい

がっかりさせないでくれ

そして期待するなとわたしののどに釘を突き立ててくれ

だから

鷲田清一の本なんか手にしちまうんだ

球体 惑星 生命体

わたしたちはいつもかわりばんこにいなくなるのだ

だからいつまでもお互いのさみしさも愛情も思想も埋められない

でもそんなことはさいしょから求めていなかった

さみしいこともかなしいことも愛情も思想も
ぜんぶぜんぶじぶんで埋めて生活していくひとになりたかった

だからあたかもわたしがそれをぜんぶじぶんでやっているような気分になるために
そういうわがままのために
いまいるわたしを認めてほしかったのだ
いつも

あいしてほしいのでもなくて
わたしはわたしだと認めてほしい

きみのデータにあるようなおんなのこなんかとは程遠いだろうけど

あいしてほしいのではない

だけど生きているふりをしているわたしをひとまわりおおきく包み込む役割に、きみを選んだのだ


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