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ひとりぼっち

さいごのさいごで苦しくなってしまった

たくさんのおんなのひとたちのすらっとして長い脚が、その高いヒールで目を中心に擦るようにわたしの身体を踏みつけていく
たくさんのおとこのひとたちがなにかに微笑みながら、ほんとうはもっと違うことを考えているような目だけをこっちへ向けて、わたしの目の粘膜を傷付けて去っていく

首筋のだいじな血管を人質にとられて苦しい

きみとはもう画面の中でしかあえなくなってしまうのだろうか
はなしたくてあいたくてそんなのがだんだんだんだん強くなっていくのに
確実に視界が悪くなっているのを感じる

さっき画面の中でみたきみの演奏が、かなしいくらいの恐怖をわたしに感じさせる
限界が近づいている
せっかく深くまで潜ったのに、息がつづかなくて水面まで戻らなければならないときのきもちに似ている

はなすことでも体現することでもなくて、ただただどうしていいのかわからないつらさをいつもどうしていたのか、その度におもいだせなくて、ただ在るだけになる

年を越したら生まれ変われる
このところそんな皮いちまいだけを頼りになんとかいのちを繋いでいる


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明日には消えている宇宙

死をおもわない日なんてない
それがなくなったらわたしたちはおわりだと漠然と感じている

いま死んでいたかもしれない
いつもそうおもっている

唐突に走り出したくなる
つぎの瞬間退かれたっていい

走るのをやめたくない
息がきれる
血の味がする

彼女の作品から
彼女がいきていることを感じた
ぼくの悔しさやらなにやらを超えたところにそれがあった

冷酷な人間だとおもっていた
じぶんを
悪だとおもっていた
悪いものでなくて

だとおもっていた

だけどきょう愛してしまった
このせかいを
愛してしまった

ずっとおんなのこたちをみていたい
もっと冷酷になりたい
もっとじぶんを傷付けていたい
両親に愛されていたい

しにたくない


頬に冷たい外気を感じる

海はぼくをひとりにしたりしない


そんなに縛りつけなくたっていい

ぼくはぼくへ必ず帰ってくる

無題

もっとがんばらなあかん
もっと活動しなあかん
ぼろぼろになれ
あまえんな
いきろ

一時保存

「芸大生です」てのはみんなにわたしたちを分類するカテゴリを提示して安心を与えてるだけのことばだよ

そんだからこのことばのおかげでわたしたちはだいぶ守られてるのかも

そんなもんはいらん

そんでわたしはそのことばの有効範囲なんかまったく無視してみんなに恐怖を感じさせる存在になりたい

ことばのフィルターがなかったらただの恐怖でしかないのですねつまり

わたしがわらうことを知ってるのも、母国語としてこの日本語を知ってるのもぜんぶ、そんなものはライオンが狩りの仕方を知ってるのとおなじことなんですね

えがおとことばで草むらに隠れています
いきるために

えのぐはからだに塗りたくるもん

ひだりの手首にりぼんみたいなものを巻きたいってのはうんほんとにけっこうまえからおもってることです
ちょうどいい気にいったのんがないだけです

じぶんのポリシーわすれてばかになんなよ

きみのも彼女のも彼女のも、すなおに認めますすごいすごいですすごい悔しいです
どいつもこいつもかっこいいもんに認められやがって

うんでもあんたらよりすごくなるからあたしは

はやく壊して

泣かないための常備薬がほしいのに、どうしてその薬のためにこんなにくるしくならなきゃいけないのかな

人並みのことなんか望めないってわかってるから、贅沢なんかいいません

わらってられたはずなのに、そのときになったらきっといまはもう泣きだしてしまう

そしたらまた猫みたいにしてくれますか

どうせ泣くなら泣きたいときに泣かせてほしい

くるしいのはいやだから、梅酒をのんで眠ります

冬がすき

なみだがでそうなくらい、からだのなかがなにかでいっぱいになってる
液体みたいに可変的かなと感じる
息が苦しい
でもこんなわたしを少女らしいといわないでほしい
そんなしあわせなことではない

そんなに長続きさせるものではない
長く続いたって別に意味はない
どっちかになってしまってそれをまた餌にしていくだけだ
だってわたしたちはそれを第一にいきている
まさにひとりではいきていけないひとたちですね

ただ恋しくたってそんなんぜんぜんつまんない
そんならさみしいほうがずっとおもしろい

うん、だから傷つけるならちゃんとその手のなかでずたずたにして

冷たいかぜにさらして
その手と足できみに触れるから

そういえばわたしがはじめてふたりで写ったのも動物園だったなあ あめあがりでだらしなくて6歳で遠近法がきいてた

いまはおもいだすしかない
そういう時期だ

ふとんのうえでどれくらいの曲を聴きながらいっしょにいたかな
彼女があの曲を選んだとき、うつっていくものを目にみえて感じた
そしてきみも砂みたいにわたしのまえから流れていった

だけどあのころのことをいまいちばんおぼえているよ
そんな深刻なことじゃなくて、サブカルチャーとでもいうような
とにかくにおいとかさわったものとかいろとかを

それをひっぱりだすとおもちゃ箱をあけたきぶんになるよ
あんまりにもそのままで傷つけられずにいるから
でもそれは日々修繕されて、さらに究極の美化フィルターを通してるたまものなんだよ

1年後わたしは路上演奏するバンドにあわせてむちゃくちゃにおどってた
でも彼のおどりのほうがむちゃくちゃだった
彼女はわたしたちにひたすらレンズを向けた
バンドの曲は耳にはいった瞬間からわすれてった

ラーメン屋のマスター‥ラーメン屋なのにマスター‥はいつもわたしたちをちゃんとおぼえてて、よくしてくれた

わたしたちはマスターにちゃんと大学へいっていることをもっとはやく報告しにいくべきだったとおもう

きみのふたつめのバンドが正直あまりすきじゃなかった
でもいまはであうべくしてであったみたいに彼ときもちいいことをしてくれるね

きみにアナーキーというカタカナはぜんぜん似合わないけど、きみの存在はまさに無秩序で無法者だね
ぼくはまだきみいじょうにそう感じさせるひとにであったことがないよ

そうしてぼくも辞書にあたらしいカテゴリをたくさんふやしていったよ

まわりのひとたちに恵まれてるのはきみにもぼくにも共通していえることだとおもう

‥“恵まれてる”ってのが必ずしも肯定的な要素ばかりで成ってることばじゃないってことはいい加減理解してほしい

ただきみも活動が軌道にのってきたんだし、お互いこうゆう存在でありつづけることもわかってるわけだから、そーゆーことに興味なくなったんならただの同業者になればいい
うちの親みたいに

こんどこそ彼女と動物園にいってあげればいい
彼女ああはいってもまだ1年はひきずるはずだからまだ間に合うよきっと

ぼくはぼくで、こんどきみの前の彼女とあう約束をしてるんだ
いいだろう

それからどうしようかな

とりあえず疲れてるってことだけはわかってる

目を見張ってなきゃいけないおんなのこがね、たくさんいるんだよ
きみを介していたものがぜんぶ直にぼく自身とつながって、そういうものはこれからもどんどん増えてって、ぼくはそういうのとこれから一生かけて戦っていかなきゃいけないんだ

ひざのうえでかわいがられるねこみたいな

あなたまでわたしにそんなことをいうのか

がきっぽくなれるのはもうがきじゃないからなんだよ

こどもじゃないのにこどもになることがどんなことかわかるかい

そんならいっそほんもののこどもにしてよ

ぼくはぼくであることにだれよりもじしんがある

はやく手に入れたいのはすこしでもはやくからだをまともに機能させたいからなのかな

ちゃんとちゃんとすみずみまでこの血をいきわたらせないと、ぼくのだいじなゆびたちが壊死してしまうからね

ぼくじしんにちゃんとむきあえない
でもいまそれをする意味もそれほどないし、もしむりにしようものなら、あたまががんがんしてきもちわるいだろうし、ぜったい吐き気がとまらなくなる
それでまた何ヵ月もトラウマになるんだ
毎朝食べたものを道端のごみ箱に吐き出して電車にのる

細胞たちはいいこなのかな
ばかみたいに正直で、つぎつぎうまれては死んでくんだ
かわいらしいとおもうよ

いまみんなをすきだとおもうのはぼくが傲慢だから

むかしはまわりのこたちもおとなもみんなぼくのいってることをぜんぜんわかってくれないし、それ以前にぜんぜんちがうせかいにいたし、ただはなし相手がほしいっていう欲求だったんだよ

でもいまはぼくもたくさんことばをおぼえたし、ことばを絶妙の感覚で選んでくることにすごくぞくぞくするんだ

だからいまはただあんしんしたいんだ
ときどきね、ぼくが一所懸命やらなくてもいいようなとこにいきたいんだよ

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