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選曲はいつも完璧なのに
それを駄目だと思うのは
自分を認められないからだ
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庭の隅、ばらの苗床

結局は醜さを曝すから
怒りや憎しみを抱えたくない
だから何にも気持ちを許したくない



怒らないと自分の心を守れない状況が
無意識にこのこめかみを強張らせて奥歯を削る



花を育てるはずだった一つひとつのエピソードが
少しずつ確実に降り積もってこの土を硬くする



微かにも笑わないようにして
何も言わずに
目の前で起こることをただじっと観察している



物語が終わる度に
大切な音楽を聴かせなくてよかったねと
胸を撫で下ろす思いが強くなる

26の憐れ

想像も許さない
だからずっと怒ることも泣くこともできないでいる



人を騙したいのか、愛したいのか
どちらでもいいからうつくしくやれよ



何度もなんどもなぞったから
全ての場面を克明に覚えているけれど
どれひとつ私には必要がない



本当の気持ちを明け渡さなくてよかったね



何ものもわたしを損なうことはできない
それすらどうせ触れられない



こんなにつまらないものに出会ったことがない

だれとも話をしないかわりに
図書館へ景色を仕入に行く



日に何度も鳥肌が襲って来て
それと同時に
心臓からこめかみのあたりで
何かを掻き消すようにわたしが叫び出す



どこにも焦点を合わせず
口を結んで
わたしが叫び終わるのを待っているあいだ
カミソリほどの薄い刃物で
白いこの脇腹や腕の肉を
三度に分けて削ぎ落とす様子を
繰り返し頭の中で再生する



苦しみから
この感情を早く景色に言い表して解放されたいと思うけれど
景色はまだ
ダヴィデが森の中に佇んだまま動かない

ピンクいろのない世界
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