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だれとも話をしないかわりに
図書館へ景色を仕入に行く



日に何度も鳥肌が襲って来て
それと同時に
心臓からこめかみのあたりで
何かを掻き消すようにわたしが叫び出す



どこにも焦点を合わせず
口を結んで
わたしが叫び終わるのを待っているあいだ
カミソリほどの薄い刃物で
白いこの脇腹や腕の肉を
三度に分けて削ぎ落とす様子を
繰り返し頭の中で再生する



苦しみから
この感情を早く景色に言い表して解放されたいと思うけれど
景色はまだ
ダヴィデが森の中に佇んだまま動かない

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